Cross Talk

先輩×後輩による座談会

事前に話し合えた分だけよりよい船を作ることができる

会社の雰囲気はいかがですか?

前田さん(左) 田宮さん(右)

前田

社員はみんなのびのびと働いています。早い時期から仕事を任せてもらえるのが内海造船の社風なのですが、私自身は後輩たちに押し付けるのではなく、まずは自由に取り組むように指導しています。基本的には自分で考えて取り組んだほうが身につくと思っていますし、間違った方向に行きそうになる前に指摘するようにしています。

田宮

私は転職してきた当時、造船に関する知識はまったく無い状態でした。ですが、前田さんが言うように、素人の私の考えや意見さえも尊重していただけたことで、積極的に仕事に取り組むことができました。今は、前田さんが以前担当されていた船の同型船を引き継ぎ、機関室の設計・性能確認、エンジンや発電機、プロペラなど機器の選定を担当しています。困ったときはいつも的確にサポートしていただけるので、安心して挑戦できています。

先輩から後輩へアドバイスはありますか?

前田さん

田宮さん

前田

私は10年以上のキャリアになりますが、それでも乗組員の方から教わることはまだまだたくさんあります。聞いてきたことを活かして、「ここを変更したらもっとよくなる」、「この意見は参考にしよう」と話し合っています。実際の作業を始める前にどれだけ深く話し合えたかによって、船の完成度は変わってきますよ。だから田宮くんも、様々な意見に耳を傾けて、たくさん話し合ってほしいと思います。

田宮

船上で乗組員の方がどのような活動をしているのか、知らないことはたくさんあります。前田さんの言う通り、乗組員の方の意見は本当に貴重だと私も実感しているので、できるだけ多くのコミュニケーションをとって、知識を吸収していきたいです。

前田

もうひとつ挙げるとしたら、海上試運転の時に自分も同乗することです。実際に機器が動いているところを見ることで設計上の改善点が見えてきます。そういった経験を積んでいくことで、設計段階でのトラブルを未然に防ぐことができるようになると思います。そして、後々のメンテナンスのことも考えられる設計者になってほしいです。

田宮

図面だけでは、平面的にしかイメージすることができませんが、自分で見て、体験することで図面から立体的なイメージを想像することができます。今後も海上試運転を通じて積極的に学び、頭の中のイメージを現実の設計に反映できるように努力していきたいと思います。

理想の設計士とはどんな設計士だと思いますか?

前田

一人前になるには約10年必要だと考えています。私自身、12年目を迎えた最近になって、船主さんの発言の意図をよく理解してスムーズな会話ができるようになりました。これでようやく一人前かなと感じています。私が理想とする設計士とは、知識があるのは当然で、それを活かしてお客さまのいろいろな要望に応えられる設計士です。コストを抑えつつ、会社への信頼、お客様の満足にもつながるような提案ができるようになりたいと思っています。

田宮

今の私の目標は、いつか一人で仕事を任せていただけるようになることです。もっと広い分野の技術を勉強して、設計上のルールはもちろん、提案の仕方についても身につけたいです。前田さんはお客様から質問にすぐに的確な答えを出せるのですが、それぐらいにならないと一人前とは言えないんだな、と感じています。

前田

田宮くんには、経験を通してたくさんの引き出しを作ってほしいです。そのためには現場の意見や船主さんの意見を、たくさん聞いて吸収するようにしてください。また、内海造船には修繕船部門もあるので、新造船とは違う観点からも学んでいけるのは大きな魅力だと思います。これからは田宮くんにもどんどん仕事を任せていきます。

田宮

はい!さらに難しい仕事も任せていただけるように頑張っていきます。プレッシャーや責任は増えますが、より大きな仕事にも挑戦していきたいと思います。そして前田さんに一人前として認めていただけるよう頑張ります!成長する姿を見ていてください!

プライベートではどんなことをして過ごしていますか?

前田

休日は良くゴルフに行きますね。田宮くんや他の社員を誘って、数人でコースを回ります。仕事では先輩と後輩ですが、ゴルフでは上下関係なしの真剣勝負です(笑)

田宮

いつも前田さんをお手本にさせてもらっていますよ。私は内海造船に入社してから始めたのですが、皆さんと過ごす時間はいつも楽しいです。お互いに家庭を持っていますので、ゴルフだけでなく家族サービスも欠かせませんね。

前田

私も家族との時間は大切にしています。機会があれば、自分が担当したフェリーにプライベートで家族と乗りたいと思っています。「この船づくりにお父さんも関わったんだよ」って伝えたいです。設計図面を描くことは一人ですが、大きな船を造ることは共同作業ですし、みんなでつくり上げる楽しさや、やりがいを家族にも伝えられたらいいなと思います。

前田 雄三Yuzo Maeda

2007年入社 設計
新造船事業本部 設計本部 機電設計部 機装設計部

田宮 裕二Yuji Tamiya

2017年入社 設計
新造船事業本部 設計本部 機電設計部 機装設計部