Interview

先輩社員インタビュー 野田

野田 昂佑さん

担当技師(艤装)

KOSUKE NODA

野田 昂佑

様々な船種に携われることが内海造船の魅力。
上司・先輩たちから船づくりの技を継承しています。


2018年入社

新造船事業本部 機電工作部 工事統括2課 船装工事係

何事にも積極的にチャレンジする

野田さん

船づくりには、多くの専門家や担当技師、現場の職人が関わっています。その中でも、レーダーやアンテナなどの外艤装、船員の方が過ごすための居住区などの室艤装といった、船装関連工事の工程・品質管理が私の主な業務です。
実際に経験しないと理解できないことが多いため、積極的にいろいろな仕事に挑戦し、一度学んだことは着実に自分のものにできるよう心がけています。

コミュニケーションの中から学ぶ

打ち合わせ中の野田さん

成長するうえで大切なことはコミュニケーションだと思っています。上司や先輩、他の部署の方など、コミュニケーションを通して、自分に無い知識を得ることができます。特に現場では経験豊富な職人の方が多く、知識や経験に裏付けられた技術を学ぶとてもいい機会になっています。だから 「初対面の人に対しても積極的にコミュニケーションをとるように」という先輩たちからのアドバイスを胸に、明るく敬意をもって接しています。

担当技師は現場の指揮官

イメージ

設計者と現場の方が直接打合せをすることはありません。設計者の意志を理解し、指示通りの工事を実現するために現場の指揮を執るのが担当技師です。間違った指示を出すと、現場はスムーズに進まなくなるどころか、止まってしまうことも考えられます。
また、船はお客さんや商品を載せて運航するため、安全で高いクオリティであることを保証する、専門の外部機関(船級協会)による厳しい検査もクリアしなければなりません。船が要求品質通り・ルール通りに造られているかどうかの工程管理を徹底しながら、設計者に対しても、現場の方に対しても、ただの伝言にならないように『何が問題でどう解決すべきか』を的確に伝えられる現場の指揮官として、常に高い意識をもつようにしています。

スケールの大きい仕事だけに達成感も大きい

野田さん

造船は船の大きさはもちろん、何十年もの間、海上交通を支えるスケールの大きなものづくりです。だからこそ、一枚の鉄板からブロックを造り、それが船台に搭載されて船の形になり、最終的に船が海に浮いたときは、本当にこの仕事を選んでよかったと実感します。特に担当した船が進水式を迎えたときの感動は今も忘れられません。
安心して船づくりを任される一人前の担当技師になれるよう、これからも様々な経験を積んでスキルアップしていきます。

一日のスケジュール

8時00分
8:00
現場でミーティング

一日の始まりにみんなで体操をします。
現場でミーティングを行い、その日の作業の流れを確認します。

現場の方とミーティング
8時30分
8:30
監督との会議

船主さんから船の製造について任されている監督と会議を行います。
この時は各担当者が集まるので、全体の進行を把握する大切な時間です。

監督との会議
9時00分
9:00
現場でいろいろな知識を吸収

現場へ向かい進捗状況を確認。必要に応じてサポートを行うこともあります。現上司・先輩の作業を見ながら知識や段取りの仕方を学んでいます。

13時00分
13:00
デスクワーク

船に取りつける艤装品リストの作成や、作業工程の連絡書の作成をします。
完成した書類を各関係部署に配布し確認をとります。

設計作業
17時00分
17:00
終業

現在行われている工事の進捗状況や、これからの作業についての確認が終わると終業になります。

オフの過ごし方

瀬戸内海を満喫する「SUP(Stand Up Paddle surfing)」でリフレッシュしています。

SUP(サップ)というスポーツをご存知ですか?で、ボードの上に立ち、パドルで漕いで水面を進むマリンスポーツです。
会社のある生口島・因島は周りを海に囲まれていて、時間のある時に気軽に趣味を楽しめる環境がすぐ近くにあります。会社の先輩と一緒に無人島にいったり、島を一周したり、瀬戸内ならではの景観を満喫しています。

サップ1
サップ2
サップ3